顎は、ヴァイオリンのどこにのせるの?
これまで表現が難しいと思い、YOUTUBEにUPしてこなかったのがヴァイオリンと顎の関係です。 講座受講生の動画添削している時に、こう説明すればいいんだ!と閃いたので年末に撮影しました。 今日の動画は長身な方にはご参考にはならないですが、背が小さい方にはお役に立てます。 拙著「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)22p.も合わせてご参照ください。...
View Article幼児の導入期指導
不器用な幼児がなかなか弓が持てるようにならないもう3ヶ月がすぎていてお母様が痺れを切らしている。どうしたらいいでしょう!? 仕事始めはオンラインサロン限定講座「幼児の導入期指導」でした! 幼児指導はヴァイオリンのみならずやることが山盛りです。 すぐに弾けるようにと生徒を追い込まず、できていることを伸ばしつつ苦手な分野をカバーしていきましょう!...
View Article怒りは第2感情
昨日はオンラインサロン限定「全3回子育て講座②」でした。 産業カウンセラーの資格を持つ上田純子さんを講師にお迎えしての第二回目! 再受講している一人が、男の子の子育てに悩んでおり、つい怒鳴ってしまったりしていたのが、今は穏やかな親子関係になったことを話してくれました。 怒りは第二感情、その裏には自分が子供のことを心配していたり、上手く伝わない悲しい気持ちが隠れています。...
View Articleヴァイオリンはどこを見て弾くの?
ヴァイオリンはどこを見て弾くの?🎻 前回の動画「どうして弓が震えるの?」では手を見て弾いてはいけないと話しました。 では、どこを見て弾いたのいいのでしょうか? 弾いている最中は楽譜を見て弾いて、時々サウンディング・ポイントをチェックして弾くとよいのです。 拙著「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)」109p.を合わせてご参照くださいね。 *...
View Articleヴィエニャフスキ?ヴェニャフスキ?
ヴィエニャフスキの伝記を読みました。 沢山のエピソードを時系列に集めたような本で読みやすく、1840〜70年代の宮廷やサロンの様子もわかってきます。 良書なのにあまり知られていないのはポーランド語の発音に合わせて「ヴェニャフスキ」にしたせいでしょう。日本語訳の一般的表題は「ヴィエニャフスキ」です。検索に引っ掛かりににくいです。...
View Article【第6期指導法講座募集開始】言語化されたポジション移動は最強です!
現在、指導法講座の第4期生は後期講座が進行中です。 後期ではポジション移動を徹底的にやります。今週は、カール・フレッシュの半音階について取り上げました。(いまさら聞けないヴァイオリンの常識68P.ご参照ください) 受講生の感想で興味深いなと思ったのが、半音階を以前はどう弾いていたのか思い出せないのだそう。 そう、言語化されていないものは、どうしていたか覚えていないのです。...
View Article生徒の楽器購入
今日はオンラインサロン限定講座「生徒の楽器購入」でした!生徒にどんな楽器を勧めたらいい?中級以上になってきたら幾らぐらいを勧めたらいいのでしょう!?そんな疑問にお答えしました。弦楽器は骨董品であり、偽物もある恐ろしい世界です。鑑定書があったとしても・・・といったディープな話もしました。オンラインサロンには指導法講座受講後に参加できます。現在、第6期生を募集中です❗️🎻...
View Article実は「楽しい」が鍵となる
コメントのご質問を取り上げました。 つい、目に見える現象に囚われてしまいますが、 本質的に大事なのは演奏者自身が「楽しい」と弾いているかが大きな鍵となります。 自分にダメ出しをしながら弾いていて、良い演奏はできるでしょうか? 言わば「一人反省会」をしながらやっていては音楽に没頭できません。 もちろん、本番で音楽に没頭するために日々の基礎練習があるのですが、...
View Article右肘の高さって?
肘を上げなさいと、注意されませんか? レッスンで右肘を上げなさいと、よく注意されませんか? ですが、ただ右肘を上げれば解決する問題ではないのです。 弓を正しく持って、弓毛を少し寝かせて弾くと適切な右肘の高さになります。 反対に弓毛を立てて弾くと右肘が下がることがわかるでしょう。 このように弓毛と弦の角度も右肘の角度に関係しています。...
View Article史実に忠実にもほどほどに
MARO先生の新刊「MAROの”偏愛”名曲案内」を恵贈賜りました。 とても読みやすい! 「ヴァイオリン曲」「管弦楽曲」「協奏曲 / 声楽曲」「室内楽曲」の4つのグループに分けてMARO先生ご推薦の曲の解説と、さらに、コラムでご自分の生い立ちやご両親のことまで! 曲目紹介のみではなく、指揮者とのエピソードや、ご自分の失敗談なども交えてくださっていてとても読みやすく、素晴らしい本です!...
View Articleカンガルーの革
弓の毛替えと共に、革巻きも交換。 これ、実はカンガルーの革意外でしょう!私も最初は「えっ、カンガルー!?🦘」と驚きました。当たりが柔らかくて、弓が持ちやすいです。これは材料を仕入れている店によりますけれどね。この革はカスタマイズ可能で、クロコの型押し、赤色や茶色などの色物もあります。一度、クロコの型押しにしてみましたが、皮が硬くて指が痛くなったという、、、。見た目はオシャレですが😅...
View Article重音は才能のある人だけが弾けるのか
後期講座では前半はポジション移動をやり、後半はヴァイオリンテクニックにおいて重要な3度、6度、8度、10度の重音スケールに取り組みます。 ここが苦手な人がほとんどです。 特にフィンガードオクターブと10度は、誰もが最も嫌だと思うもの。...
View Article飛ばし弓「リコシェ」
現在、第5期のヴァイオリン指導法講座では「リコシェ」が課題になっています。平たい石を横向きに水面に投げる「水切り遊び」の意味があり、その通りに弓が横飛びの動きをします。弓の弾力を使って弾く、このテクニックも苦手な人が多いです。ぜひ、毎日の基礎練習に組み込んでいつでも使えるようにしておきましょう!【ヴァイオリン指導法講座講座 受講生募集中!】 3月スタート、水曜午前のクラスです。...
View Article負の連鎖
読譜について書いたら反響があり、ああ皆さん苦労されているんだなと思います。 今、読んでいる本で開国当時を想像すると、現代までの流れが見えてきます。 図解 近現代日本音楽史 唱歌、校歌、応援歌から歌謡曲まで [ 田中 健次 ]楽天市場3,520円 この本、すごいです!私は今までの知識がスッキリ整理されてさらに補完されました!...
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