現在進行中の指導法講座、第9期生は初期講座が始まりました。
初期講座で一番大きな項目はスケールワークです。
読譜力と同時に、調性感を育てるために取り組みます。
調性感とは?
調性感とは何でしょう?
ドレミファソラ・・・と音程をつけて歌ってみてください。
ドレミファソラシを歌うと、最後にド〜!と歌いたくなるはずです。
これが調性感です。
このドは主音であり、
家に帰ってきたような感覚があります。
これを他の調に考えると、
ニ長調であればレ、
ホ長調であればミが主音です。
主音はその調の家に帰るホームトーン。
和声学では Ⅰ 度に戻ることを「解決する」と言いますね。
調性感をつけるには
この感覚をつけるために音階を練習するわけですが、
ヴァイオリンは指の配列(フィンガーボード表)を覚えることも同時にしていくので
なかなか大変な作業です。
(拙著「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)」107p.)
ところが、フィンガーボード表をただ暗記しても
音程は良くなりませんし、調性感はつきません。
大事なのは、主音に戻る感覚を育てることです。
自分で経験したものでないと伝えられない
講座では、ヴァイオリンの先生である受講生に
このスケールワークを全部の調性に取り組んでもらいます。
少々回りくどいですが、
先生本人が実践して経験したものでないと、
生徒さんに指導ができません。
調性感、意識していますか?
主音に戻る、または転調を感じる。
これは曲を演奏するときに、音楽を表現する鍵なのです。
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