4月から始まった巣篭もり生活もようやく来週には終わりそうです。
世間は開放感が出てきました。
これでコロナは終わったとするか、
それともまだ気を緩めないとするか、
あなたは、どうとらえますか?
コロナの波、秋に第2波がくるかもしれないと言われています。
参考になるのはスペイン風邪が流行った大正時代の記録です。
http://www.tokyo-eiken.go.jp/sage/sage2005/
この時は3回の波が来ました。
私はいつも最悪と最良の事態を想定するようにしています。
最悪を想定しておけば、これぐらいで済んで良かったと思えるからです。
また9月、10月あたりから外出自粛となるかもしれないと想定しましょう。
それまでの今夏は準備の期間を考えると良いと思います。
先生はオンラインレッスンはもう通常メニューに入れて、いつでも可能な状態にしておくと良いでしょう。
そして、オンラインで培ったスキルを忘れずにメモしておくなどをしいつでも使えるように維持する。
または今のうちに設備を整えるのもいいですね。
Wi-Fiを強くする、ルーターを最新にする、光回線にする、
iPadを導入してパソコンとの連携方法やアプリの使い方を覚えたり、
オンラインで楽譜を表示できるように使う楽譜をPDF化しておくなど、
色々とできそうです。
これから再開するリアルレッスンでも、
生徒への指導を言葉で表現できるように意識します。
生徒が理解できる言葉の語彙力を高めましょう。
生徒の立場の方は、秋にはまたオンラインになるかもしれないと思って、
先生が使う言葉を意識して覚えると良いです。
レッスンでの共通言語を理解しておくということです。
これは先生によって違いがあるので、
ぜひ意識してご師事されている先生の使う言葉を
意識的に聞いておくことをお勧めします。
最良の事態はこのままコロナが収束していくことです。
日本人のコロナでの死亡者の低さから日本人は抗体を獲得しているのではという仮説を目にしました。
政府は無作為に協力者を選び1万人の抗体検査をするということなので期待をしています。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59434580S0A520C2CE0000/
もしこの通りなら本当に万々歳なのですが、自衛するに越したことはありません。
もし第2派がくるとしたら、今夏は貴重な時間になるかもしれません。
こないとしたら今の準備が未来にきっとつながるはずです。
開放感に浸り過ぎず、少し先のことを想像してみてください。