指導法講座、受講生の課題提出への
添削動画の一部を切り取りました。
課題は、拙著「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)」
37ページ「トリルの練習」の添削です。
受講生の手の動きが、
指板を叩くようにしていました。
この添削動画を送った後
「指板を叩くを思っていた」との返事がありました。
指は叩くのではない
このように、左手指は
指板を叩くと思っている人は多いです。
指板を叩くようにすると、
力を込めていることで
腱鞘炎の原因となります。
やり続けていると最悪の場合
手を痛めてしまい
ヴァイオリンが弾けなくなってしまいます。
左手Pizzで手の形を整える
適切な脱力と、力加減、
それから、指板を叩くのではなく
指を巻き込むようにして動くことが
ポイントになってきます。
指を巻きこむように動くと
特に下行音階が歯切れ良く
速く指を動かすことができます。
動画では左手pizzについても
合わせて返答をしています。
左手Pizzは指の強化と独立
さらに手の形を整えることを狙ったものです。
これも指をを速く
歯切れ良く弾くための練習です。
基礎練をやりましょう!
拙著「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)」には
様々な練習方法を掲載しています。
その全ては有機的につながっており
全部が関係性があります。
特に巻末の基礎練習は
全てやって欲しいというのが私の願いです。
ヴァイオリン指導法講座では
「いまさら聞けないヴァイオリンの常識(音楽之友社)」
「ソレラミのうた(音楽之友社)」の2冊を教科書にし
上級までのカリキュラムに取り組みます。
次期開講は9月です❗️
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