Quantcast
Channel: 音に心を
Viewing all articles
Browse latest Browse all 985

指シールはやめましょう!

$
0
0

指シールを貼っている先生は多いでしょう。

ほとんど・・・と言ってもいいかもしれませんね。

 

(通販サイトから画像をお借りしました)

 

 

ところが、この指シールは弊害があります。

 

 

 

  指シールの弊害

 

<指シールの弊害>

・手を見て指を置くため、左手を見る癖がつく

・見て確認しているため、自分の音が聞こえなくなる

・シールの上に指を立てて置きたくなるため、指を立てる癖がつく(本来は少し寝かせる。いまさら聞けないヴァイオリンの常識32p.)

 

 

自分の音が聞こえなくなる、これは視覚優位の人によくある現象です。

 

ヴァイオリンは自分で音程を作る楽器ですから、

指が押さえたのを目で見て、音を出してから調整していたのではもう遅いのです。

 

 

 

  手を見て弾いていたのではもう遅い

 

昨日、ヴァイオリンの先生が私のレッスンに来ました。

 

悩みは弾いてから音程を修正する癖が抜けず、

音がブレてしまうこと。

 

 

左手を見ながら弾いているので、

 

「何で見てるの?見て確認してるのでは遅い、

音になる前に、音程は自分のなかで作ってから弾くのに、

手を見て弾いて、音になってからじゃ遅いでしょ。

そんな確認しながらやっていたら、速弾きできない。」

 

このように話すと、

やはり、速弾きが苦手とのことでした。

 

 

ずっと突き詰めていくと

指シールを子供の頃に貼った

記憶がいまだに抜けていないのです。

 

視覚優位で、見て弾く癖が抜けない。

 

指を立てすぎて左手の脱力がうまくいっていかず、

自分の音程も疑って弾いているので

なおさらネックを握りしめてしまう。

 

いわゆる悪循環。

 

 

 

  三子の魂百まで

 

 

ヴァイオリンの先生になるような人は

音大に進学するくらいなので、

ある程度は弾けます。

 

そんな人でも、子供の頃に受けた教育が

尾を引いてしまうのです。

 

もちろん、導入で指シールを使っても、

うまく転換できる子供たちもいます。

 

全員がうまく転換できるのであれば、

指シールは使ってもいいですが、

そうでなければ、使わなければいいわけです。

 

指シールを貼って、楽なのは先生だけですよ。

今すぐ、剥がしてくださいね。

 

 

 

  日本で唯一のヴァイオリン指導法講座

 

1月11日スタート!

受講を迷っておられる方、まずは導入期にご参加ください。

 

 

●日程

導入期
1)1/11(水)音楽基礎力、構えの基礎
2)1/25(水)右手の基礎①、幼児へのアプローチ
3)2/8(水)右手の基礎②、左手の基礎①
4)2/22(木)基礎的な運指、スケールの基礎


詳しくはHPをチェックして下さい。

https://www.kawaisayoko.com/ヴァイオリン指導法講座/

 

 

 

↓受講をご検討の方へのメッセージです↓

 

 

🎻修了生の声

 

 

 
 

 

 
 

詳しくはHPをチェックしてください。

https://www.kawaisayoko.com

 

 

 

🎻ヴァイオリン曲集「ソレラミのうた」好評発売中!🎻

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 985

Trending Articles