6月26日に、お菓子研究家壁谷玲子さんと、「音楽とスイーツの共演」としてティタイムコンサートを開催しました。
急きょ開催したにも関わらず、あっという間に満席となりました。
壁谷さんのスイーツの人気の程がうかがえます。
曲間には、宮廷で演奏されたであろう曲と、貴族たちの傍らにあったお菓子について壁谷さんとトークしました。
3ステージの演奏プログラムを組み、フランスバロック期の宮廷音楽としてラモーのガヴォットを取り上げ、第2ステージではショパンのノクターンやヴィエニャフスキのポロネーズ、第3ステージではフランクのヴァイオリンソナタの4楽章を演奏しました。
それぞれ、曲間に解説としてお話しを挟み、壁谷さんの手の込んだお菓子を召し上がっていただきました。
バタバタとしていて、写真が少しだけしか撮れなかったのが残念。。。
鍵盤が今では珍しい象牙で、少し弾いてみましたが、懐かしい、柔らかな質感でした。
このピアノは館長今井みどりさんのお父様のもので、戦時戦中、レオ・シロタ、レオニード・クロイツァーに師事されたとのことです。
最近、昭和初期のヴァイオリン教育について調べていたので、時代を経てきた楽器に触れることができ、また貴重な写真を拝見して、当時の方々へと思いをはせました。
コンサートが終了後、ホッと一息。
左からピアニスト木村佳野さん、壁谷玲子さん、私。
次回は、秋を予定しております。